レンヌ
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この国だから生まれた、繊細さが活きるお酒現代まで続く技法が確立されたのは江戸時代のこととされる日本酒。最近ではその奥深い魅力に惹かれる愛好家が海外にも多く存在しています。清酒や濁り酒など、いくつもの種類があり、原料や製法によってさまざまに分類することができますが、その基本となるのは、酒作りにあったおいしい米、清らかな水、そして職人の技です。日本酒の製造には、酒造品種の玄米を長い時間をかけて精米し、その白米を洗い、蒸し、米麹を加え、その後、慎重に発酵させていくという工程が必要。中には工程ごとに専門の職人が関わって仕上げていく酒蔵もあります。勤勉で繊細と言われており、和を尊ぶ精神性も身についている日本人の気質があるからこそ、繊細な作業が続いた末にようやく完成する日本酒はここまで発展したのでしょう。地酒249Gourmet

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